【東京都立川市】~昭和記念公園の四季に魅せられて~

まだまだ残暑が続きますが、日本は美しい景色が盛りだくさんですよ!

今日はいつの季節も美しい顔を魅せてくれる昭和記念公園の魅力を紹介します。

昭和記念公園とは?


国営昭和記念公園は、立川の米軍飛行場跡地に、昭和天皇五十年記念事業の一環として整備された180ヘクタールの国立公園です。1983年10月26日、最初の開園として70ヘクタールが開園しました。
東京都立川市と昭島市に位置し、「緑の回復と人間性の向上」をテーマに豊かな自然環境の中で様々なレクリエーション活動の場となるよう願いが込められて創設されました。

みどりの文化ゾーン


JR立川駅や多摩都市モノレールに近く、緑豊かな公園と賑やかな市街地が交わるエリアです。 「都市における緑の文化の創造と発信」を基本テーマに展開。あけぼの口・花みどり文化センター・昭和天皇記念館・ゆめひろば・総合案内所などから成り立ちます。

昭和天皇記念館

昭和天皇記念館

昭和天皇記念館は花みどり文化センター内に位置します。緑を愛した昭和天皇の生物研究、昭和天皇・香淳皇后の遺品・写真など、昭和天皇ゆかりの資料を展示しています。

展示施設ゾーン


立川口の平地から自然公園への回廊となっています。緑豊かな文化圏の文化的風情が保たれ、野外イベントや展示会にも利用できるエリアです。立川ゲート・立川口駐車場・カナール・ドッグラン・ふれあい広場などから成り立ちます。

カナール

カナール


立川口ゲートに入り、まず目に飛び込んでくるのがこのカナール。カナルとは造園用語で「造園技法の一つである細長い直線状の水路」を意味します。

全長200mの水路に大小5つの噴水があり、噴水の両側に2列に合計108本のイチョウが植えられています。

このイチョウの木は開園当時に植えられたものを移植したもので、開園以来、見事な緑の回廊へと変貌を遂げています。秋は黄葉が美しく、昭和記念公園の二大黄葉スポットの一つです。

水のゾーン

隣接する市街地の環境に配慮しつつ、広場と森をつなぐエリアとして、樹木や池を中心とした自然景観を創出しています。西立川ゲート・西立川口駐車場・水鳥の池・花木園・水あそび広場などから成り立ちます。

水鳥の池

水鳥の池


広さ約5ヘクタールの水鳥の湖には浮島や中の島という島があり、川岸にはアシやガマなどの植物が生い茂り、鳥や昆虫などの動植物の生息地となっています。 そして魚。ローボートやサイクルボートで楽しむこともできます。

広場ゾーン


公園の中心に位置し、さまざまなレクリエーションが楽しめる広々としたエリアです。また緊急時の避難場所にもなります。昭島ゲート・みんなの原っぱ・わんぱくゆうぐ・スポーツエリア・バーベキューガーデン・渓流広場・かたらいのイチョウ並木などから成り立ちます。

渓流広場

渓流広場

みんなのはらっぱの西の渓流広場では、約700mの穏やかな流れを楽しむことができます。
春の公園を彩るチューリップ ガーデンは、オランダのキューケンホフ公園の元園長のオリジナルの見事なデザインを踏襲しています。
現在、独自のデザインを追加して公園の魅力を向上させようとしています。青い芝生と渓流、こもれびに映える鮮やかなチューリップのコントラストをこの目に焼き付けてみて。

森のゾーン


公園の基本理念である「緑の回復」を実践する自然の森のエリアです。丘陵地帯や緑地では、深い森の雰囲気を感じることができます。砂川ゲート・砂川口駐車場・花の丘・こもれびの里・こもれびの丘・日本庭園・盆栽苑・こどもの森などから成り立ちます。

日本庭園

日本庭園

1997年4月、昭和記念公園の一角に、戦後の首都圏最大級となる約6ヘクタールの日本庭園が開園しました。 「緑の回復と人間性の向上」という公園の基本理念により、日本の自然観を凝縮し、より多くの人に文化活動を体験してもらうことを目的に造園されました。

四季の花


春 3月~5月


寒さが治まり、次々と花が咲き始めました。昭和記念公園が最も華やかな季節です。毎年開催される「フラワーフェスティバル」は、何度でも訪れたくなる花まつりを楽しむことができます。

チューリップガーデン

チューリップガーデン


建設は、オランダのキューケンホフ公園の元園長コスター氏の指揮の下、2004年に始まりました。木々のシルエットで渓流沿いの色とりどりのチューリップ。現在、オリジナルのデザインを活かしつつ、昭和記念公園のオリジナルビューを創り上げています。

シャーレーポピー(花畑)

シャーレーポピー(花畑)


満開になると、約1ヘクタールの傾斜に真っ赤なケシの絨毯が現れます。

夏 6~8月


暑い夏、涼しさを感じさせる花々や元気をくれる鮮やかな花々が咲き乱れます。

スイレン

スイレン

スイレンはよく蓮と混同されますが、スイレンは葉が水面に浮いています。どちらも午後に咲き終わるので、午前中に観賞しましょう。

ひまわり(花畑)

ひまわり


大人の背丈よりも高い品種「ハイブリッドひまわり」は、観察期間が約1週間と短い。また旬を長く楽しめるように、ピークの異なる品種を組み合わせています。

秋 9月~11月

気候も良く、9月~10月には「コスモスまつり」、11月には「黄葉紅葉まつり」が開催され、紅葉の散歩にぴったりの季節です。

コスモス・キバナコスモス(花畑)

昭和記念公園の秋を代表する花です。大きく華麗なピンクのコスモス「センセーション」はもちろん、暑い季節より咲くキバナコスモスもお楽しみいただけます。

モミジ類(紅葉)

寒くなってきたら園内の日本庭園などをお楽しみください。 2019年より日本庭園の紅葉を彩るイベント「秋の夜散歩」を開催。

冬 12月~2月


冬から春先にかけて、公園が少し寂しくなる頃、澄み切った青空に鮮やかな花々と煌めく並木や、寒いところで足元に鮮やかに咲く花々を眺めることができます。

サザンカ

サザンカ

公園のいたるところに鮮やかなピンクが咲きます。同じ花を持つ椿が花と共に散るのに対し、サザンカは花びら一枚一枚がバラバラに散る点が異なります。

昭和記念公園のHPによると8/9(火)現在は原っぱ南花畑とハーブの丘(もみじ橋近く)のひまわりが見頃を迎えています。夏の思い出にでかけてみてはいかがでしょうか。

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昭和記念公園
住所:東京都立川市緑町3173

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