水無瀬神社とは？
この地は都から近く、淀川を利用して船の便もあり、桜･山吹･菊なども多く、また木津、宇治、桂の三川の合流点です。
そして両岸には小高い山々が迫り、眺望が非常に美しい土地で多くの歌や文学も生まれました。後鳥羽天皇の命により編纂された勅撰和歌集「新古今和歌集」は有名です。
後鳥羽天皇は生前、多芸多能、文武両道に優れた才能を発揮されましたので、朝廷、武家からも崇敬され現在も学問、スポーツの神として崇められております。
また、正平二年（1347）五月には、足利 直義（尊氏の弟）が夫人の安産祈祷を行い無事男児をもうけており、それにより今でも安産祈願の申し込みは多く、社頭で腹帯の授与もしております。
『招福の風』風鈴と風車の広場
夏の風物詩である風鈴の音は元を辿ると邪気払いで使用されていました。風とともにこちらに来る邪気をお祓いし、風健康と幸福をもたらす音です。
風鈴と風鈴の間をくぐり抜けると本殿にてお参りできます。
風鈴の短冊を見てみて。そこには人々の感謝の想いが記されています。
ふと感謝について考えてみると、自分自身の最優先順位である本当に大事なことを思い出すことがあります。
人々が綴った感謝の心がが自分自身の心に癒しを与えることもあります。あなたの感謝が誰かの力になることもあります。
こちらを訪問することによりきっと言霊(ことだま)の感謝が役に立つことを実感できるでしょう。
来月9日(金)まで開催されているのであなたも夏の終わりの非日常を体験してみてはいかがでしょうか。
水無瀬神社 『招福の風』風鈴と風車の広場
住所:大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10−24
開催期間:2022年7月1日(金)～9月9日(金)
※期間中ペット同伴でお参り不可
費用 無料(短冊500円で販売しており2枚まで。受付に有）
